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シリコン コーキング材開封後の長期保管方法

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外壁の隙間埋めや水回りの防水などの補修に便利なコーキング材ですが、余って使いきれないときがあります。

余ったコーキング材をそのまま放置しておくと、次回使おうと思ったら固まってて、もう使えなくなってしまってることが何度もあります。

開封後の余ったコーキング材を、なんとか長期保存できないかといろいろ試した結果、開封後約5か月経ったシリコンシーラントが固まらずに使用できた保管方法をご紹介します。

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余ったコーキング材が固まらないように試してみる

今までに余ったコーキング材が固まらないようにいろいろな方法で試してみました。

保管場所は、直射日光が当たらない倉庫です。

ビニールテープで保管

カットしたノズルの先端を絶縁用のビニールテープで巻いてみました。

1週間後、中身は固まっていませんでしたが、ノズル内は固まってしまいました。

コーキング材をビニールテープで保管

マスキングテープで保管

カットしたノズルの先端にマスキングテープを巻いてみました。

1週間後、ビニールテープと同じく中身は固まっていませんでしたが、ノズル内は固まってしまいました。

コーキング材をマスキングテープで保管

釘で保管

カットしたノズルの穴と同じ大きさの釘を刺してみました。

1週間後、ビニールテープ、マスキングテープと同じく中身は固まっていませんでしたが、ノズル内は固まってしまいました。

コーキング材を釘で保管

余ったコーキング材をこれで長期保存する

上の3つを試してみましたが、いずれもノズル内のコーキング材が固まってしまい長期保存ができません。

あるとき、ストックしてある金物の中にいいものを見つけました。

それは「ねじ込むタイプのヒートン」です。ヒートンは壁などにねじ込んで物を吊り下げたり、引っ張ったりと用途はいろいろ使える便利な金具ですね。

たまたま家にあったヒートンの大きさと、コーキング材のカットしたノズルの穴がいい感じだったので、試しにねじ込みながら装着してみました。ヒートンの形は、ちょうど回しやすいです。

コーキング材のノズルにヒートンを装着

奥までしっかりねじ込みました。

コーキング材をしばらく使うことがなくなったので、この状態で保管して様子を見ます。

ヒートンを奥までねじ込む

コーキング材を約5か月後に使ってみる

余ったコーキング材のノズルに「ヒートン」を装着して約5か月が経ったある日、使うことがあったので「ヒートン」を外しコーキングガンを握ってみると、なんと抵抗もなく開封直後のようにシリコンシーラントが出てきてビックリ。

たぶん「ヒートン」を装着することでノズルの穴が上手く密閉できたと思います。

開封5か月後のコーキング

おわりに

今回の保管場所や湿度、温度がたまたま良かったのかもわかりませんが、使いきれなかったコーキング材を長期保存するときは、ヒートンがいいと思いました。余ったコーキングが固まらない方法を探している方は、試してみる価値はあると思います。

コメント

  1. 三島 より:

    ヒートンなら、安いし、引き抜きしやすくていいですね。現場で作業が遅いとせかされるので、良い情報をありがとうございます。

    • sora より:

      三島様、はじめまして。
      ヒートンは脱着しやすく何回でも使えるので、現場でもいいかもしれませんね。
      こちらこそコメントありがとうございました。

  2. 井上彰雄 より:

    私もいろいろ試してみたのですが、良い方法が見つからず、絞り出し口にアルミフィルムできっちり貼ってノズルをかた~く締め込んでいました。結局、1,2か月は持つんですが半年ともなると諦めざるを得ませんでした。
    有り難い情報をありがとうございます。もし、ご存じでしたら、コーキングガンで押す側の古結防止法もご存じでしたら公開していただきたいです。

    • sora より:

      井上様、はじめまして、コメントありがとうございます。
      お役に立てそうで良かったです。押し込み側の古結防止対策ですが、今まで考えたことが無かったので、今のところご提供できる情報がございませんが、良い方法が見つかりましたら公開したいと思います。ありがとうございました。